| IBM 9146-001 LCD Touch panel keyboard |
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| 製造元 | 日本アイ・ビー・エム | ||||||
| 諸元 |
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| Junk Point | 画面の案内にしたがって操作して下さい | ||||||
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(2008/02/05記) 人間の位置感覚は相対的なものであると思う。 この四次元宇宙の中での「位置」という概念それ自体が相対的だといわれればそれまでなのだが、あくまで我々は「対象物との距離○○」を、五感というパッシブソナーで計っているのである(中には電波を出している人もいるようだが、それは置いておく)。 たとえば記述作業を行うとき、操作をおこなう身体部分を感覚で位置決めしながら、適切な操作をおこなっていく。ここで鉛筆やペンなどの筆記用具を用いるのと、キーボードを使用する場合で大きく違うのは、操作箇所と表記箇所が近接しているか、分離しているかということだ。 後者の場合、位置決めに五感のうち視覚を用いることが困難である。無理に用いようとすれば、キートップを探しながらの一本指タイプのように、著しく効率が低下してしまう。キートップ形状が工夫されていたり、クリック感を出して操作が完了したことを知らせるのは、そうした不利を触覚によって補うためであることは言うまでもないだろう。 では、その触覚も用いることができないとしたら、どうなるか。 時々SFで、透過性素材にキーを浮き上がらせた光学入力パネルを操作している場面を目にする。キャラが軽快なタッチでデバイスを叩いているが、実際にあのようなことが可能かというと、いささか疑問である。もしそうならVirtual keyboardがもっと爆発的に売れてもよさそうなものだ(?)。 某所でも紹介したこの巨大キーボード、これもそうしたデバイスのひとつだろう...といっていいのだろうか。 写真のキー配列はOADG設立以前のIBM5576-001とよく似ている。ということはパーソナルステーションか、あるいはダム端末のコンソールとして使用されていた可能性も考えられる。 が、もっとも有り得るのは、ATMなどの商用端末のパネルではなかろうか。メカニカルキー部分を隠せて見ると、よく街中で操作した画面だと思える。当時のタッチスクリーンにみられた、ドットに囲まれた四角いエリアが並んでいるのが見える。 そう考えると、入力デバイスとしては不相応な直付け100V電源ケーブルもまあ納得できる。端末内蔵であれば隠しておけるし、別にあちらこちらに移動させるようなものではないからだ。 端末との接続は専用ケーブルを使用するが、I/FはPS/2で、ケーブル自体は5576シリーズのコネクタ接続タイプのものが流用できるようである。 外部電源を必要とする本デバイスだが、電源スイッチはどこにもついていない。ケーブルを端末に接続し、端末側の電源を入れるとこちらも起動を開始する。 興味深いのは、フラッシュメモリらしき内蔵ストレージからMS-DOS2.11(!)が起動し、パネルコントローラとスキャンコード割当を担当するらしき常駐ソフトがロードされるところだ。端末のOS側からのキーボードリセットでも再ロードされる。 キー配列は「I(筆者はそれをアイと呼ぶ)」型鍵盤と「順列」鍵盤に切り替えられるようだが、スタンドアロンまたはWindows機につないだ状態では、画面を操作しての切り替えはできなかった。右上の「設定」ボタンは反応したが、クリック音やパワーマネージメント関連の設定に加えて、「ロードするアプリケーションの設定」という項目があった。組み込み型システムの制御を行う際のプログラムを起動するための設定ではないかと思われる。(よくわからんけど) ...で、問題なのは、現在(2008/02/05)のところ、こいつをPCのキーボードとして使う方法がわからんということだ。 先ほども書いたように配列が似ているからと、5576-002/003用のWin2000/XP用ドライバを使ってみたのだが、PC側のOSが起動してハードウェアリセットがかかった後、ログインなどの目的でパネルを操作すると、一撃だけでパネルが固まってしまい、後の操作をうけつけなくなる。しかもPC側もこのデバイスを見失ったままだ。もちろん標準でOSにドライバは添付されていない。Win9x系の5576-001ドライバなら動作するかもと考えているが、可能性はなんともいえない。 いくら業務用の、しかもOSのバージョンからして20年以上前のデバイスとはいえ、IBMの製品なのだから何らかの情報があってしかるべき....と思ったのだが、IBMをはじめWeb上のどこを探しても、この端末が何に接続され、どのように使用され、またデバイスとしては何に近いのかなどの情報が、現段階でそれこそこれっぽっちも見つけることができない。 残された可能性は、筆者の自力とらいある&えら〜しかない。飽きて放置ぷれいに突入する前に。 |
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